Blog
2015/10/21 11:02
鳩ヶ谷ベースを始めて1年が経過しました。いい機会ですので、鳩ヶ谷ベースを始めたきっかけと、タニクスワーゲンを作り続ける理由について書いてみたいと思います。
2014年8月、ウェブで「ハンドメイド市場が盛り上がっている」という記事を目にしました。「そうなんだ。面白そうだから自分も始めてみようかな」という単純な思いつきで、鳩ヶ谷ベースはスタートしました。当時、多肉植物のブームが始まっており、ガーデニング経験のある私は寄せ植えを作ってみたくて、何の知識もなく多肉植物を買ってみたのです。
多肉植物は小さくてとても可愛い植物でした。たくさんの種類があり、寄せ植えすると一層可愛く見えます。それを自宅にあった空冷ワーゲンのミニカーと並べてみたら、その魅力は倍増しました。「いっそミニカーに載せたら更に可愛く見えるかも」と思い、小さなミニカーに小さな多肉植物を載せてみたのです。
多肉植物のことを勉強し始めた頃、すでにミニカーに多肉植物を載せて販売している人を見つけました。こんなに可愛いのですから、その魅力に気づくのは当然のこと。そこで鳩ヶ谷ベースは、誰にも負けないクオリティを目指そうと思ったのです。
ミニカーには錆や油汚れ,砂ボコリを再現したエイジング塗装を施し、多肉植物はカット苗ではなく根付きの元気がよい苗を使用。日々育っていく多肉植物が載るミニカーの可愛さに、空冷ワーゲンに乗る者だからこそ伝えたいヴィンテージ感の魅力をプラスすることで、タニクスワーゲンは完成したのです。
BASEで買っていただいた方がSNSでシェアしてくれたり、大切なギフトに選んでくださった方と贈られた方の喜びや、イベントでお会いする方の笑顔を見ていると、タニクスワーゲンが周りの人をハッピーにしていることを実感します。本当に嬉しい瞬間です。
誰かを幸せにできる作品を生み出せることは、モノづくりする者にとって最高の幸せです。これこそが、鳩ヶ谷ベースがタニクスワーゲンを作り続ける、たったひとつの理由なのです。
これからも鳩ヶ谷ベースとタニクスワーゲンを暖かく見守ってくれたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。